File Storage(Azure Storage)を試す
2015年10月に正式リリースになったらしい(2016年2月までは半額っぽい)ですね
Azure Storage にある File Storage を試してみました
Contents
共有ストレージの作成
- ストレージアカウントを作成する
- ストレージアカウントから File を選択
- [+ファイル共有] をクリック
- 名前とクォータを設定する
これだけで作成が終わる! メッサ簡単!!
そう思った時期が私にもありましたww
接続
もちろん使うのは Fedora 23 ちゃんです
How to use Azure File Storage with Linux を見て試しました
今考えたら、ちゃんと Overview 読めばよかった…
マウントを試行
$ sudo mount -t cifs //ストレージアカウント名.file.core.windows.net/共有名 マウントポイント -o vers=3.0,username=ストレージアカウント名,password=アクセスキー,dir_mode=0777,file_mode=0777
mount error(115): Operation now in progress
Refer to the mount.cifs(8) manual page (e.g. man mount.cifs)
オプション何変えても上手く行かないので、通信を怪しんでルーターの設定を見ると、445 が止められていたので、とりあえず開放(ここで発覚したが、自宅のルーターがインバウンドとアウトバウンドを分けられないので、自宅ではこのサービスは使えない)
再度チャレンジ
$ sudo mount -t cifs //ストレージアカウント名.file.core.windows.net/共有名 マウントポイント -o vers=3.0,username=ストレージアカウント名,password=アクセスキー,dir_mode=0777,file_mode=0777
mount error(13): Permission denied
Refer to the mount.cifs(8) manual page (e.g. man mount.cifs)
ユーザー名とパスワードを何度も確認して何度もやり直してみるがつながらない…
気を取り直して Windows で試行
> NET USE <ドライブ名:> \\ストレージアカウント名.file.core.windows.net\共有名 /U:ストレージアカウント名 アクセスキー
とりあえず、Windows 10 で試してみるとすんなり繋がる…
ユーザー名やパスワードに間違いはないということと、Linux の smb 3.0 の実装の方が怪しい事が判った
ひょっとして暗号化に必要な何かが足りないのか?
解決だけど未解決
Overview に書いてました
Linux の SMB クライアントでは暗号化はまだ実装されていないと… orz
英語力が足りないから読み飛ばして 2 時間損してしまった><
Fire Storage はどこで使えるか
気を取り直して使えるパターンを想像してみる
-
一時的なファイル共有場所として
- 突然誰かとファイルを共有しないといけない時
- クライアントやサーバーの再セットアップ時のファイル退避場所
-
ローカルで使っているプログラムがローカルのディスクを必須としている時
- データはより安全なクラウドに置くなどができる
- 普段使い慣れているメールクライアントのデータ保存場所とか
-
Azure 内のインスタンスから共有ディレクトリとして利用
- 多分一番現実的
気をつけるポイント
- 「445 ポートをアウトバウンドだけ許可」とかの設定ができるルーターを使ってないと厳しい
- ネットワークがつながらないと使えない(当たり前)
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