Visual Studio のデバッグ実行で使われる IIS Express のログ出力を止める

経緯

会社では Microsoft 365 を契約していて、デスクトップやドキュメント、画像などのフォルダを OneDrive においているのですが、Visual Studio でデバッグ実行するたびに、「最近大量のファイルが OneDrive から削除されたようです」というメールが届きます

Onedrive の削除されたファイルを確認すると、IIS Express のログのようなので、普段から使わないのに SSD に書き出されるのも、OneDrive でネットワークを使うのも勿体ないので、出力を止めた際のメモです

既存ソリューションの設定

変更するファイル

  • ソリューションフォルダ/.vs/プロジェクト名/config/applicationHost.config

変更内容

  • siteDefaults タグの中が Log ファイルと TraceLog ファイルの定義になっているので、 enabled を false にする

<siteDefaults>
    <!-- To enable logging, please change the below attribute "enabled" to "true" -->
    <logFile enabled="false" />
    <traceFailedRequestsLogging enabled="false" />
</siteDefaults>

デフォルトの設定

変更するファイル

  • ドキュメント/IISExpress/config/applicationHost.config

変更内容

  • 先と同じく、siteDefaults タグの中が Log ファイルと TraceLog ファイルの定義になっているので、 enabled を false にする

考察

最近だとデフォルトはドキュメントフォルダではなく、且つ、出力もオフになっているようですが、以前からの引き継いできている開発環境では必要でした